この日はサマーランド市からチュートレイクまでの登りの一日だ。55km走行予定だ。5時に起床して、8時に出発した。

サマーランドからペンティクトンまでは、TCTルートである国道97号線を走る。路肩が広く車道も2車線あって、走り易い。ペンティクトンはカナダのワインで有名な所だ。街並みも綺麗だ。ここで早めの昼食をとった(10時50分)。この先、キャンプ場まで店はない。

ペンティクトンから急坂を登ると、すぐにTCT専用ルートに入った。この後は1日2%の一様な登坂が続いた。昔の鉄道跡がTCTルートになっているので、勾配は均一で坂も楽だ。TCTポストに指標があった。この地域のTCTサイクリング地図、坂のプロファイル、危険動物などが記載されている。この地域は熊やピューマやガラガラ蛇が危ない。

トイレで用を足して、出てきたところで、散歩の女性に会った。話をしているうち、チュートレイク付近、5,6kmは熊が多いので、ベアベルを鳴らしながら行くようにと、アドバイスがあった。

このコースには昔、鉄道員が作ったという石で作ったバン焼きかまどが、遺跡としてたくさん残っていて、その1つを見学した。
雨が降り始めた頃、キャンプ場手前10kmで、もう熊と出会った。進路を横切っていた所を、100m手前で気が付いた。こちらが固まってしまって、熊をじっと見ていると、熊も私の方をじっと見て、「ヤルカ」という感じでこちらに歩き始めた。困ったと思って、横を向いて目をそらしたら、熊は森のほうへ入って行った。しばらくしてから、そこを通過した。
その後は、ずっとベルを鳴らし続けた。道の両側に深い森があるので、道がカーブしている所は、熊との出会いがしらがの遭遇が無いように、ゆっくりと進んだ。

19時すぎにキャンプ場に着くと、同時期頃に車で入って来た若い男女と一緒になった。ニューファンドランドに自転車で向かっていると言うと、一緒に記念写真をと頼まれて、一枚撮った。一緒に夕食をと誘われたが、ありがたいのですがレストランに予約済みでと断った。レストランも閉店が早くて、キャンプ受付時にラストオーダーぎりぎりで間に合った。
食事後に今度はおばさま達2人から、焚火で、お茶でもと招待されて、2時間位、お茶をごちそうになった。こういう会話が、英語上達には一番良いと思う。
チュートレイク泊 走行距離:67km 天気:くもり時々雨 トップ画像:ペンティクトン市
この日に通過した街: Summerland, Penticton, Poplar Grove, Naramata, Chute Lake
