この日はミッドウエイまで、74kmを走る予定だ。国道33号線および国道3号線の流れに沿って、近くのTCTルートを走って行く予定だ。4時半に起床した。デジタルカメラの写真を、パソコンに取り込んで、メモリスティックに格納した。これで、カメラをなくしても、それまでの写真記録は残せた。8時前に出発した。

前日の道を戻ってTCTルートに入る。この日はゲートと小川とブッシュの試練の日だった。この日からTCTルートは牧場内を走ることが、あるようになった。牧場の出入り口には、とても重いゲートがある。牧場は有刺鉄線で囲まれていて、ゲート横まで有刺鉄線が張ってあるので、パンクや怪我をしないように、注意が必要だ。

スタートして間もなく、ゲートが有り、鍵が開かない。隣に並行した道が有り、そこのゲートは開いたので入ったところ、そこの所有者が現れて、私有地なので通過できないとのことだ。TCTコースのゲートが開かないと言うと、開けてみせた。ゲート近くに自転車を立てかける柵がない所が殆どだ。自転車を抱えながら、重いゲートを開閉させることが20回位あり、これが大変だった。
最後の2か所はゲートを開閉させる蝶番が壊れていて、自転車を抱えたままでは、とてもゲートを開けない。自転車の片側荷物を外して、自転車を横倒しにして、ゲートを開き、自転車や荷物を通し、荷造りするという面倒くさい作業になった。

また流れが急な5m幅の小川があり、荷物を外して4回運び自転車を運んだ。雪解け水のようで、川の水が冷たく厳しい渡河だった。カナダでは春がなく、寒いか暑いかのどちらかだ。

最後はブッシュで、川のすぐ横に荷物なしの自転車が通れる道幅程度で、膝丈以上高いブッシュの中を10kmも走る。当然、荷物がガサガサ音を立てて通過する。夕方には蚊の大群に襲われて、たいへんだった。蚊スプレーなど気にせず寄って来る。ブッシュが終わったと思ったら、今度は砂の深い道の連続で、これもたいへんだった。自転車タイヤ跡のある砂の浅い所を辿るが、深い砂地に捕まって、カナダで初めての転倒となった。
やっと19時に宿泊地に着いたので、テント設営前に町の店を探し回ったが、小さな町で店は全て閉店だった。やむなく非常食で間に合わせた。
ミッドウエイ泊 走行距離:80km 天気:快晴 トップ画像:草原を進むTCTルート
この日に通過した街: Beaverdell, Rhone, Westbridge, Rock Creek, Midway
