この日の天気予報は、太陽と雲と雨マークが付いていて、ややこしい。6時に起床したが、雨が降っているので、7時まで寝る事にした。7時過ぎに外に出てみると、小雨だ。一応出発準備を進めて、雨の止むのを待った。9時半前に出発した。

この日の予定は、雨しだいで、この町に戻るか、ホテルが有りそうな30km先の町か、80km先の町だ。例によって日曜日の宿探しは危険が伴うので、早めに宿探しが必要だ。街中でサイクリングロードが消えているので、とりあえずサイクリングロードが有りそうな方向に向かった。街はずれで、サイクリングロードを見つけた(2km 9:47)。
この日も10km毎の写真を撮る。最初の地点は3kmのポイントだった。サーント・オラリー・エン・ボーンという町に出た(18km 11:12)。ここまで道路が冠水している所がたくさんあった。ひどい所が2箇所で、50m位の水たまりの中を進み、最深部では、ペダルを踏むと、靴が水の中に浸かってしまう。外側がビニールで保護されているもので、助かった。大きなナメクジが、たくさん道路を這っていて、避けるのが大変だった。

次はミニザン・プラージの町に入った(33km 12:38)。この町はそんなに大きくはないが、コースが判り難くてミスコースして5000mの走行ロスが合った。次はコンティの町に入った(52km 13:51)。この町でもミスコースして1000mの走行ロスが有った。

宿泊予定のレオンの町に入った(84km 15:50)。まずモーテルを見つけたが、日曜日でお休み。町中央にレストラン兼ホテルが有るので、そこで聞いてみてと言われて、探し当てたが、店主から本日はレストランの営業はしているが、ホテルはお休みだと冷たく断られた(84km 16:00)。目の前に案内所が有ったので、寄ってみたら、この日は閉っていた(84km 16:15)。他にホテルもなさそうだ。
次の町を目指す検討を始めた。ホテルの有りそうな2つの町まで、16kmか23km有る。次の町に向おうと決めた時に、雨が降り始めた。さて困った。神様も、なかなかの試練を与えてくれると思って、目の前の教会上の十字架を眺めながら、何か良い方法は無いかとしばし考えた。教会から目を降ろし、前を見ると10m位先に、市の地図を書いた看板があった。それを見ると、この市には湖があり、その近くにキャンプ場が2軒あった。
カナダでは時々、キャンプ場にコテッジを持った所があったのを思い出した。ここまで往復4kmの距離なので、雨の中16km走るのも20km走るのも同じだと思い、行ってみる事にした。最初のキャンプ場には立派なコテッジが見える。聞いてみると空いているという。これで宿泊できると思ったら、2泊以上の人しか泊まれないという。1泊の人は隣のキャンプ場で宿泊できるので、そちらに行ってみてと紹介された。行ってみたら、たくさんのテントが有り、無事にチェックインできた(86km 16:47)。ただ、明朝までパスポートを預かると言われたのには驚いたが、従わざるを得ない。

嘘のように聞こえるかも知れないが、本当の話だから面白い。教会に問題解決のヒントをもらったような気もする。テントは4人家族でも泊まれるような大きなテントがたくさん並んでいて、その前には車が駐車できるようなスペースが有る。テント内には、ベッドをはじめとして、キャンプに必要な設備は殆ど設置されていた。フランスでは手ぶらでキャンプ場に出かけるようなことも可能らしい。今の時期なら日曜日夜はキャンプ場も空いていそうだ。成る程、これがフランスのキャンプ場の実態なら、心優しい筈のフランス人のホテル店主が冷たく断ったのも理解できる。今後、ホテルが見つからない時には、この手を使う事にした。
キャンプ場には洗濯機が設置されているので、一息ついたら、さっそく洗濯を行った。
レオン町泊 走行距離:86km 天気:曇り一時雨 トップ画像:セントオラリー・エン・ボーン町のサイクリングロード
この日に通過した街: Parentis-en-Born, Castes, Ste-Eulalie-en-Born, Minizan, Minizan-Plage, Contis-Plage, Vielle, Léon
