この日は最後の難関を下る日だ。オ・セブレイロの標高が1500mで、ポルトマリンが350m位だが、一気に下るのではなく、一旦650m位まで下って、850m位まで上り、450m位まで下った後、650m位まで上って、370m位まで下るルートだ。下りの厳しい所があり、1kmで200m位下る。ここをどう下るかが課題だ。巡礼の道はLU633号線と絡み合って進み、最後の1/3位は少し離れて、平行に進むので、LU633号線を進むことにした。天気は快晴の予報だ。スペインでは、大きな3つの山とも、天気に恵まれて助かった。コンポステラ・デ・サンティアゴ迄100km以上歩けば、巡礼証明書がいただけるので、近くから歩き始める人も増えたのかも知れないが、たくさんの人が歩くようになってきたので、早めに宿泊地に着いて、ホテル探しをする必要がある。

朝7時に起床した。良く晴れている。朝食開始時間にレストランに向かう。8時半過ぎに出発した。この日も寒いので、厚手のサイクリングウエアの上にウインドブレーカを着た。最初はスカイラインのようで、下ったり上ったりだった。1270mの峠に到着した(4km 9:02)。南側斜面が見える。オスピタルを過ぎて(6km)、上りになり1335mのポイオ峠に到着した(8km 9:31)。たくさんの歩行者が、ここでコーヒーブレイクをしていた。

ここから軽い下りが続く。フォンフリア(12km 9:40)を過ぎた所から、長く急な下り坂が続く。しかしLU633号線は、いろは坂のように蛇行して下って行くので、一様な下り坂になっていて、厳しい下り坂の心配は不要だった。乗鞍ヒルクライムレースの時の下りに、少し毛が生えた程度で、経験済の坂だった。ブレーキをかけっぱなしで、指先がかじかみ、疲れてきた頃に、少し軽い坂になり一休みした(20km 10:10)。

少し下りると、トリアカステラの町に到着して、アルベルゲでスタンプをもらい、コーヒーで温まった。ここから巡礼路は2つに分かれて、1つは上り返すルートだが、もう一つでは上りは少ない。LU633号線は、後者のルートに沿って進む。サンクリストボード・レアル町(27km)、ルシオ町(27km)、レンチェ町(28km)、サン・マルチニュ町(31km)と通過して、サモスの町に到着した(32km 11:13)。
ここの案内所で、スタンプを頂いた。暑くなってきたので、ウインドブレーカを脱いだ。サモスを過ぎて少ししてから、上りが始まる。コモダの町(36km)はずっと上り。その後、上り下りが続き、下りきった所にサリアの町があった。道もややこしい、大きな街で、案内所が見つからない。やむなく巡礼路を歩いて進んで行くと、丘の上に教会が有り、スタンプをいただいた。近くのバルで昼食を取っていると(45km 12:37)、目の前を、民族衣装を着けた音楽隊が通った。一枚写真を撮った。

街を出て、LU633号線に戻った(46km 12:59)。すぐに上り坂となり、頂上(48km)の後は、長い下りになり、55km地点まで下った。その後は上り下りを繰り返し、57km地点以降は、朝に下ったような急坂下りが、7km以上続いた。パラデラ町(59km)、カストロ町(63km)、イゴン町(64km)と下り続け、ポルトマリンの橋(66km 14:48)迄下った。

橋を渡って、対岸の坂を登るとホテルを見つけて、チェックインした(69km 15:05)。チェックイン後にも、次々と客が入ってくる。歩行者も荷物を先に届けている人も有り、予約済みの人も多いようだ。

本日の課題である洗濯をする為、コインランドリの場所を聞くと、このホテルの地下にあるそうだ。さっそく洗濯をした。その後、市内見学したが、小さな町で、すぐに終わった。町中央にある、サン・ニコラ教会が有名だそうだ。
ポルトマリン町泊 走行距離:69km 天気:快晴 トップ画像:ポルトマリン町
この日に通過した街: O Cebreiro, Liñares, Hospital, Fonfría, Triacastel, Real, Renche, Samos, Sarria, Belante, Paladela, Portomarín
