この日の天気予報は午前中雨で、午後晴れだ。この日はあちこちにキャンプ場があるので、天気を見ながら宿泊地を決めることにした。PassauからWienまでは両岸にサイクリングロードが有るが、ローマ帝国の防衛線付近の町を見て回るという趣旨から、右岸を走ることにした。朝5時半に起床した。雨が降りそうな厚い雲だが、雨は降っていない。準備を進めて、8時10分に出発した。
PassauはDonau川とInn川とIlz川の3つの川が合流する所にあり、水上交通の要衝で、古くから商業の中心として栄えた。南ドイツでとれる岩塩が中世最大の商品で、町はだいぶ潤ったらしく、多くの皇帝や諸侯が、この町を自分の支配下に置こうと争ったらしい。

まず、Passauの大聖堂を見学した(2km 8:43)。世界最大級のパイプオルガンを持っているそうで、見学してみた。とても大きかった。オルガンコンサートも規定の時間に行われるそうだ。


次はガラス博物館を1時間位見学した(3km 9:00)。Passauはガラス工芸が伝統工芸だそうだ。ボヘミアングラス3万点以上が展示されている。ホテルと同居した博物館で、エレベータを間違えるとホテルに入ってしまう。ホテル内をだいぶうろついた。博物館に入る前に雨となったが、出てきたら止んでいた。

オーストリアに入った(7km 10:45)。ドイツ走行距離は1957kmで、これまでに欧州を4386km走った。

Untersternberg(12km 11:10)、Pyrawang(17km 11:30)を通過して、次は対岸にObernzellの町が見えた(19km 11:40)。Kasten(22km 11:53)を通過した。Engelhertszellの町で、りっぱな橋があった(26km 12:17)。


この町を過ぎると、一般道を走り、急坂が続いた。工事中で車線が狭い。車道横にサイクリングロードを作っているようだ。対岸にKramesau城が見えた(33km 12:55)。Wesenufer(37km 13:12)からも急坂が続くが、サイクリンロードが出来ていた。


黒い雨雲が迫っている。Schlögenはドナウ川が方向を180度変える所で、ボートがたくさん係留されている。キャンプ場が有った。民宿のようなホテルを兼務している。次のキャンプ場までは近いが、その次はだいぶ遠い。昨日のように大雨の中を走るのは嫌なので、ここで宿泊することにした。ドイツ横断も終了した事でもあり、ホテルの部屋をとって、メイルを打つことにした(46km 14:00)。

チェックインして、荷物を運びこんだ直後に、雨がひどくなった。直感が当たった。このホテルは本館の1階がレストランになっていて、2階が宿泊部屋になっている。川の畔に別館もあり、そこに宿泊した。カード払いもOKだ。現金を気にせずに食べる事が出来るので、分厚いステーキ料理をいただいた。
レストランでは、ご夫婦に声をかけられてご一緒させていただいた。学会関連でこちらに来たついでに昔住んでいた、こちらに寄ったそうだ。オースリア人とドイツ人のご夫婦だが、お二人ともきれいな英語を話す。オーストリアとドイツは同じドイツ語でいいですねと言ってみたら、それでもやはり少し違うのだそうだ。方言のようなものだろうか。
この日は早めにホテルに入り、報告書を作成して、メイルした。充電も全部完了だ。
Schlögen町泊 走行距離:46km 天気:くもり時々雨 トップ画像:Passau
この日に通過した街: Passau, Innstadt, Parz, Untersternberg, Pyrawang, Kasten, Engelhertszell, Engelzell, Wesenufer, Schlögen
