アルベルゲは連泊できない。雨が降っても先に進むか、別のホテルを探さなければならないという事を聞いたことが有る。この日はあいにくと天気が良くない。この日の予定は、雨次第で、レオン市(16km先)、ビジャダンゴス町(38km先)、アストルガ市(70km先)のいずれかだ。
朝5時頃から、ごそごそと動いて、出発した人がいるようだ。朝6時半に大きな目覚まし音で目が覚めた。当の本人が起きずに、いつまでも鳴り続けるので皆大笑いだ。やっと起きてくれた。トイレや流し台が混むと思って、ゆっくりと準備することにした。朝7時半頃にバルで朝食をとった。朝早くから営業してくれるので便利だ。
8時前に出発しようとしたら、雨が降り始めたので、様子を見る事にした。サイクリストは、みんな出発が遅いが、私が最後になった。例の一人サイクリストの彼女も、ここに泊まっていて、私を覚えていてくれたらしい。8時半に出発した。この日も寒いので、合羽を着て出発した。この日も町を出ると、N120号線に入った。前日の平坦路に比べると、街に出入りするたびに、上り下りが急になった。少しずつ900mの高原にある平野が終わって、山に近づいているようだ。その昔、スペインの殆どはイスラム圏に攻め込まれたが、この地方はキリスト教圏として生き残ったそうだ。この平らな台地に一度攻め込まれたら、守りきるのはとても大変だと思うのだが、どうやって戦ったのか、とても興味を覚えた。

この日もサイクリングは順調に進む。ビジャモロス町(4km 8:54)、ビジャレンテ町(5km)、アルカウエハ町(10km)、バルデラフェンテ町(11km)と進んで、レオン市の案内所に到着した(18km 9:46)。スタンプをもらって、地図をいただいた。目の前には大聖堂がある。荷物や自転車が心配なので、レオン市内見学は諦めた。例のイタリア人に市内で出会った。彼らは、天気が良くないので、ここで宿泊して、市内見物して、翌日アストルガに宿泊すると言う。例の彼女はレオン市に入る前で、自転車を転がしていたが、大聖堂でまた見かけた。
N120号線のレオンに入る前の近郊の町では、路肩が狭くて、かつ車が混雑して怖かったが、レオン市内に入ると路肩が広くなって楽になった。ただレオン中心街に入ると、車が混雑して怖いので、広い歩道を歩くことにした。この方が中心街をゆっくり見る事が出来る。レオン市街地を出ると急坂を登る。登りきった所で、N120号線に出た(25km 11:31)。N120号線は3m位の路肩が有り、走り易い。

この日は、たぶんホテルも問題ないし、軽いサイクリングで、雲は多いが天気は持ちそうだ。楽しいサイクリングで、自然と鼻歌が出てくる。ラ・ビルゲン町(28km 11:50)を出て1km位した所で、軽い上り坂が終わった。バルベルデ町(32km)、サンミゲル町(34km)、ビジャダンゴス町(41km)、サン・マルティン町(45km 13:07)と順調に進むが、ここで小雨が降り始めた。小雨はその後も何回か降るが、すぐに止むので、あまり気にならない。

オスビタル・デ・オルビーゴ町(53km)の後に急坂があった。遠くからも、まっすぐ前方に大きな坂が見えた。1km登っては1km休みが入る3段坂で、5~6%の坂だった(61km 14:28)。その後N120号線は、N-Ⅳに名前が変わった。すぐに高速道路のA6号線と混合線になったが、1Km走った所で別れた(66km 14:48)。すぐにアストルガの町に入ったが、案内所が見つからずに、ホテルが目に入って、チェックインした(70km 15:20)。

大きなサン・バルトロメ教会とレンガ続きになっているホテルで、古い建屋をそのまま用いているが、内装はとても立派で、設備も立派だ。チェックイン時にパスポート(コピーはダメ)とクレジットカードの提示が求められた。窓からは隣にローマ広場が見える。


チェックイン後に、ホテル前の郵便局に行ってみたら、14時で閉館だった(15:35)。翌日は8時半営業開始だそうだ。案内所に出かけて、スタンプを頂いた。その後に市内見学して、大聖堂やガウディ設計の司教館を見学した。
アストルガ市泊 走行距離:70km 天気:曇り時々雨 トップ画像:レオン大聖堂
この日に通過した街: Mansilla de los Mulas, Villamoros, Villarente, Arcahueja, Valdelafuente, León, La Virgen del C, Valverde de la Virgen, San Miguel del C, Villadangos del Páramo, San Martín del Camino, Hospital de Orbigo, Astorga
