この日は5時15分に起床した。朝食開始時間までに出発準備を済ませて、7時を待って朝食に出かけた。朝食は立派な姉妹ホテルでの食事だった。
食事を終えてユースホステルに帰る時に、雨がぱらついてきた。降水確率は12時前が20%、18時までが40%、それ以降が20%と悪化していた。まず徳島市までのサイクリングはなくなった。雨の中のキャンプの経験をしてみるのも悪くはないと考えて、中間地点までサイクリングすることにした。雨の止んでいる時間帯を走ることにした。
雨の止むのを待って、7時54分に出発した。時間に余裕が有るので、まず高松城を見学した。高松城は自転車の持ち込みが許されず、野ざらしの駐輪場に放置する。荷物が心配だ。各部品の重さを記載したリストには、各部品の購入時の金額も記載されている。高価な電子機器は全部フロントバックに入っているので、自転車を離れる場合は、常にフロントバックを持ち歩いている。
入場料200円を支払って入ると、すぐに雨が降って来て、次第に激しくなったので、足早に見て回った。高松城は海の水で囲まれている珍しいお城だったらしい。2月に見てきたばかりの、フランスのモンサンミッシェルのような城だったのだろうか?
高松城を出ると、すぐにアーケード街に向かって、一目散に駆け込んだ。雨は激しくなり、止む様子はない。腰を据えて待つしかない。アーケード街をまた見学した。朝の様子は夕方とは、だいぶ違った感じだ。
9時半頃から北の空に青空が広がってきた。ついに晴れたので出発した。道は11号線を進む。片道1車線で、歩道付きだ。車が多いので、この日は1日、歩道の上を走った。急に激しい雨が降りそうなので、カッパはフル装備で走って来た。

コンビニで休憩した。良く晴れて雲がなくなったので、上着以外のカッパは脱いだ。道の駅源平の里むれを通過した。昨日の失敗が有るので寄らなかった。峠を越えて、また峠があり羽立峠についた(25km)。坂を下ると道の駅津田の松原がありトイレ休憩した。うどん以外の食べ物は何もない。セルフうどんは満員だ。
さぬき市のうどんなので、本場なのかと思ったら、そうではないらしい。後で聞いた話だが、本場は高松市の方らしいが、平成の市町村合併で、うどんの本場でもない地域が、さぬき市の名前を取ってしまったそうだ。
雨が止んだと思ったら、横風強くなった。時々突風が吹いて、ハンドルが取られるので車道は危ない。夜になって聞いたことだが、高松は風速20mの強風注意報が出ていたそうだ。いつもの雨の後に伴う強風かと思ったが、この日はずっと吹いていた。

すぐに海岸線に出た。晴れて海岸線が綺麗だ。ひとつ緩やかな峠を越えて、丹羽駅に到着した(13時5分)。この近くにキャンプ場が有るが、13km先のキャンプ場に予約を入れた。コンビニを発見して、今後スーパーが見つかからなかった場合の、朝食と夕食の最低限の食材を購入した。国道からキャンプ場に向かう道路に入った所に、大きなスーパーを発見して、夕食の食材を購入した。この日はカナダでたくさん食べそうな、ステーキ料理をメインにしようと思い肉を購入した。

ここからキャンプ場までは、丁寧な案内板が随所にあって、道が判り易い。東かがわオートキャンプ場に到着した(14時50分)。ここもとても綺麗なキャンプ場だが1250円と安い。ごみを出さなければ不要だが、オプションとして、ごみ処理代200円が必要になる。管理棟に管理人が泊まって、夜に見回りしてくれる。フリーテントサイトを申し込んだのだが、客が1人なので、オートテントサイトを使わせてくれるそうだ。
オートサイト1区画はかなり広い。2台分の駐車スペースの他に100㎡のテントサイトが付く。風が強いので管理とを風よけにして、管理棟裏のテントサイトを使わせていただいた。それでもテント設営はたいへんだった。設営後に時間が有ったので、キャンプ場のいろんな施設や、いろんなサイトを見てまわった。
16時半に夕食準備を始めたが、風が強くてストーブになかなか火が付かない。やっと成功してお湯1杯が沸き始めたら、急に大粒の雨が降ってきて、テント内に逃げ込んだ。オートテントサイトには各サイトに炊事場があるが、炊事場に屋根がないのが難点だ。テント内での火気は危険なので危険なので、お湯が沸いた所で終了となった。ステーキは明朝に持ち越しで、パンとカップヌードルとコーヒーとリンゴが夕食になった。
ホワイトガソリンは本日で1缶を使い切った。コーヒーも使い切った。明日の宿泊は徳島ユースホステルで、予約を入れておいた。その後も雨と風が強いので、管理棟で寛いだらとお誘いを受けて、20時まで管理人とお話しした。
このキャンプ場はもともと第三セクターで経営されていたそうだが、民間経営に変わってから、退職を迎えた昔の旧友5名で立て直したそうだ。利益も損失も平等に分け合って、暇な日は毎日キャンプ場の手入れだそうだ。
夜中に風雨で危険になったら管理棟に逃げ込んできてと言って、秘密の入口を教えてくれた。いつでも緊急避難できるように、荷物は出来るだけまとめて、就寝となった。
東かがわ市泊 走行距離:48km 天気:雨のち晴れのち雨 トップ画像:高松城
