2013年5月23日から7月4日まで、ヨーロッパのサンティアゴ巡礼の道を、パリからサンティアゴ・デ・コンポステラまで、サイクリングの一人旅してきました。フランスで1133km、スペインで846km走り、合計で1979km走りました。
■ サンティアゴ巡礼の道とは
サンティアゴ・デ・コンポステラ市はキリスト教の3大聖地のひとつです。第一はキリストの墓のあるエルサレム。第二は聖ペテロの墓のあるローマ。第三がキリスト12使徒のひとりの聖ヤコブ(ラテン語)の墓のあるスペインのサンティアゴ・デ・コンポステラ市です。聖ペトロはスペイン語ではサンティアゴと呼ばれ、フランス語ではサン・ジャック、英語ではセント・ジョーンズと呼ばれます。
中世の時代から、たくさんのキリスト教徒がサンティアゴ・デ・コンポステラの大聖堂に巡礼に訪れました。その当時から、フランスの4つの地点を出発点とする有名な巡礼路が有りました。フランスのパリ、ヴェスレイ、ル・ピュイとアルルを出発点とする巡礼路が出来上がっていました。これらのルートは神聖ローマ帝国、オランダ、ヨーロッパ北部、イギリスなど、さまざまな国の人も利用していたそうです。これらのルート自体が現在は、世界遺産に登録されています。
■ 今回のサイクリング
フランス語圏やスペイン語圏の諸国でのサイクリングできるようになりたい為に、これらの語圏では一番安全な、フランスとスペインで経験を積むことにしました。
フランス国内は一番遠くにあるパリを出発点に選びました。フランス語で書かれた案内本「Le Chemin de Paris et de Tours」に従って走りました。途中に巡礼路近くに、大西洋岸サイクリングロード315kmが有るので、ロワイヤン市手前からバイヨンヌ先のウスタリツという町までは、巡礼の道を離れて、サイクリングロードを走りました。ここは英語で書かれた案内本「CYCLING SOUTHERN FRANCE」に従いました。
スペイン国内にはいくつか巡礼の道が有りますが、一番有名な「フランス人の道」と呼ばれる巡礼の道を走りました。ここはスペイン語で書かれた案内本「Camino de Santiago」に従って走りました。この本には、歩行者の為の巡礼路の他に、サイクリストに適した道も紹介されていて、かつとても小さな本にまとめられているので便利でした。