オーストラリア横断ツーリング10日目

Shannon国立公園内の1号線

この日は118km先のWalpoleキャンプ場を目指すことにした。朝5時40分に起床し、荷造りをして、テントを畳んで、管理事務所に8時に行く予定だった。しかしテントを畳んでいる最中に、またポール問題が発生した。ヌンチャクのようなポールを接続しているゴム紐の片端のストッパーが外れて、ヌンチャク棒3本の中を通していたゴム紐が抜けてしまったのだ。前日に金具を付けなかったポールの方が問題を起こした。一生懸命にヌンチャク棒にゴム紐を通そうとするのだが、紐が中に入っていかない。このポールはこのテント専用の物なので、他のポールを購入して代替えはできなそうだ。つまり直さないと、テントそのものを買い換える必要がある。

その内に女将さんが、何をやってるのと、助けに来てくれた。良い物があると言って針を持ってきて、ゴム紐を結びつけて通そうとしたが、結び目が太くて入っていかない。その内にご主人も来て、もっと細い銅線に、ビニールテームで結びつけて、通してみたら無事に通った。1時間半のたいへんな作業だったが、無事に成功し、その瞬間、3人でハイタッチした。朝の忙しい時間にお二人で手伝って頂いて感激だ。お礼にチップを差し上げようとしたら、いらない、いらないと言って受け取ってくれなかった。オーストラリアの人は、あまり喋らないので、取っ付きにくい感じがするが、親切な人が多そうだ。9時半に鍵を返して、デポジットを返してもらい出発した。

国道1号線
国道1号線

この日は、出発が遅れたのと、雨がちの天気を考えて、中間地点のShannon国立公園内のキャンプ場を目指すことに変えた。Shannon国立公園内では店はなく、キャンプ場にも何もないので、2日分の食料と飲料水の準備が必要だ。朝は、またSubwayのレストランで食事した。これで3度目の来店だ。店員は私を覚えていたらしく、今日はどこまで行くのと聞いてきた。Shannon公園までと言ったら、とても綺麗で良いところよと説明してくれた。この日は1号線を真っ直ぐに進む。1日中、森に囲まれた道を進むが、すぐに路肩がなくなった。

国道1号線
国道1号線

しかしトラックは通らずに、乗用車が時々通るだけなので、快適なサイクリングコースだった。坂は細かい上り下り坂が続く。軽い坂だったものが、次第に急になってきた。しかし短いので、あまり負担にはならない。ただ一車線なので、車は坂頂上の向こう側が見えず、追い越しを躊躇って、私の後ろをゆっくりとついてくる。Shannon国立公園の標識が見えた後は、平らな広い道になり、キャンプ場まではとても長い。とても大きな公園だ。

途中で女子大生のようなサイクリストに出会い、キャンプ場までご一緒した(60km 14:20)。彼女は、この日Walpoleまで走って、休息のため2泊するそうだ。明日会いましょうと言って去っていった。荷物は私と同じようで、この日は153km走る予定というから、すごい。

Shannon国立公園内のキャンプ場
Shannon国立公園内のキャンプ場

係員はおらず、空いているキャンプサイトにテント設営して、名前と日付とサイト番号を記入した用紙をお金と一緒にポストに投げ込んで、受付手続きは終了だ。各サイトがとても広々としたキャンプ場だ。キャンピングカーは入場不可で、テントだけなので、自転車の人も多い。大きな木の下にテントを設営した。

トイレとシャワー付きで、係員がいないのに、暖かいシャワーが出てきて感激した。テント設営中に小雨が降ってきたが、シャワー後に本格的な雨になった。こちらの雨は、先が読めないので、雨の日は早めにテント設営が必要だ。彼女の行く先が心配になった。この地方は比較的に雨が多く、森林が多い。 Bunburyは木材チップの積み出し港で有名だ。

Shannon国立公園内泊  走行距離:60km  天気:曇り時々雨  トップ画像:Shannon国立公園内の1号線

この日に通過した街: Manjimup, Shannon National Park